SEE-Q演出家+Se / −Fi
影響力の武器ロバート・B・チャルディーニ
承諾を引き出す心理を、返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性の六つに整理する。訪問販売や募金の現場観察と実験を並べ、人が自動的に応じてしまう仕組みを示す。仕掛ける側と防ぐ側の両方から書かれている。
なぜこの型の書か:+Seで場に踏み込み、−Fiで誰を掴むかを選ぶ。市場で自分の力を通すことが勝ちであるクアドラにおいて、人心の実用力学をそのまま扱う。
処方:暗示は+Ni。ILI-D 戦略家の聖典『敗者のゲーム』は、動かず待つことが戦略になる理由を示す。
ILI-D戦略家+Ni / −Te
敗者のゲームチャールズ・エリス
運用は勝ちを取りに行くゲームではなく、失点の少なさで結果が決まるゲームだと機関投資家の成績から論じる。市場を上回ろうとする売買はコストと税で目減りし、大半が指数に届かない。とるべき行動は方針を決め、低コストで長く持ち続けること。
なぜこの型の書か:+Niで長期の展開に乗り、−Teで手数とコストを削り切る。市場が決めるという前提を受け入れたうえで、自分は動かないという勝ち方を明文化している。
処方:暗示は+Se。SEE-Q 演出家の聖典『影響力の武器』では、場で押し切る力の運用が言語化される。
LIE-D開拓者−Te / +Ni
ゼロ・トゥ・ワンピーター・ティール
競争は利益を消すので、競争しない領域をつくれと主張する。小さな市場を押さえてから広げる、専有技術は段違いに良くする、未来を具体的な賭けとして構想する。誰も気づいていない真実を探す問いが全体の軸になっている。
なぜこの型の書か:−Teで実務を無駄なく絞り、+Niで未来を大きく張る。自力で立つことを是とするクアドラで、事業という形の勝ち方を示す。
処方:暗示は−Fi。ESI-Q 審判者の聖典『モンテ・クリスト伯』は、誰を信じ誰を切るかの基準を見せる。
ESI-Q審判者−Fi / +Se
モンテ・クリスト伯アレクサンドル・デュマ
無実の罪で投獄された青年が、獄中で知識と財宝の手がかりを得て脱出し、伯爵として社交界に現れる。密告した者たちを、法ではなく綿密に組み上げた計略で追い詰めていく。最後には復讐の代償と赦しの問題が残る。
なぜこの型の書か:−Fiで善悪の線を引き、+Seでその判断を実力として執行する。制度に頼らず自分の裁定を自分で実現する姿が、この型の倫理と行動をそのまま写す。
処方:暗示は−Te。LIE-D 開拓者の聖典『ゼロ・トゥ・ワン』は、正しさを事業の形に変える道筋を示す。