性格と相性を可視化するソシオニクス診断|日本ソシオニクス協会

自分の性格と相性を探す女性のイラスト|タイプ診断のイメージ

「自分らしさを見つけよう!」

「わたし」と「あなた」はどんな人?
そしてどんな関係性が生まれる?
その答えがここにあります!






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ソシオニクスとは?


ソシオニクス(Socionics)は、ユング心理学をベースに、リトアニアのアウシュラ・アウグスティナヴィチューテによって提唱された、性格と人間関係の構造を科学的に解明する理論です。

人間の「情報処理のスタイル」に着目し、個人を16のタイプに分類。さらに、当協会独自の拡張モデル「モデルK」により、質問型(Q)と宣言型(D)の違いを加味した32タイプ分類を導入しています。

ソシオニクスは、個々の性格だけでなく、人と人との“情報の相性(情報代謝)”に注目することで、ビジネス・恋愛・家族・教育など、あらゆる関係性の理解と最適化を可能にします。

こんな方におすすめ:
• 自分や他人の本質を深く理解したい方
• 人間関係における相性や摩擦の理由を知りたい方
• チームの組み合わせや人材配置を科学的に考えたい方




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ソシオニクスはビジネスとプライベートに成功をもたらします


ソシオニクス(社会人格学)は、人間の性格構造と相互関係の法則をもとに、個人・チーム・社会の行動パターンや相性を科学的に分析・予測する理論です。

この理論を活用することで、ビジネスにおける最適なチーム形成や人材配置、プライベートにおけるパートナーシップや友情の相性判断など、あらゆる人間関係の場面で新たな可能性を開くことができます。

ソシオニクスは、あなたの「性格タイプ」と他者のタイプとの“化学反応”=相性に注目し、会社、家庭、恋愛、趣味の場面におけるコミュニケーションや衝突の理由、そしてその解決策までも明らかにしてくれます。

そして何より大切なのは、自分自身を深く理解するとともに、他者を客観的に受け止められるようになることです。
「自分らしさ(主観性)」を大切にしながら、「他人への配慮(客観性)」を身につけることは、人生のあらゆる局面において確かなアドバンテージとなるでしょう。


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「性格構造」と「相性法則」の発見


~人間関係を科学する新たな視点~
ソシオニクスは、人間の精神構造と社会における情報交換の法則を理論的に解明することで、個人(人)・集団(チーム)・社会全体(企業・国家)に至るまでの思考や行動パターンを分析・予測する手法として発展してきました。

その起源は、リトアニアの哲学者・経済学者であったアウシュラ・アウグスティナヴィチューテによる提唱にあります。彼女はユング心理学に着想を得て、人間の情報処理に関する体系的理論を構築し、ソビエト期のリトアニアでソシオニクスを生み出しました。

この理論は、家族関係・友人関係・チームの連携・経営判断・国家の政策傾向など、あらゆる人間関係に応用可能です。たとえば、経営層の情報処理パターンを読み解くことで組織の意思決定プロセスを可視化したり、国家間の政治的駆け引きを類型論から分析するなど、多分野への応用が進んでいます。

現在では、ソシオニクスはロシアや東ヨーロッパを中心に200以上の大学で教育され、これまでに900本を超える論文が学術的に発表されています。研究者には社会学者・神経生理学者・数学者など、多分野の専門家が参加しており、ソシオニクスはなおも進化を続ける学際的な理論です。



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「MBTIとの違い」ソシオニクスは何が違うのか?


ソシオニクスとMBTI(Myers-Briggs Type Indicator)は、いずれもユング心理学を基盤にした性格類型論から派生した理論ですが、理論構造・診断精度・応用範囲には本質的な違いがあります。

MBTIは、個人の性格傾向を主に「静的」な視点から理解するための枠組みとして発展し、自己理解や企業の適性検査などで広く利用されています。その一方で、他者との相互関係や「情報のやりとり(関係性の変化・関係性による性格の変化)」など「動的」な分析は限定的です。

これに対してソシオニクスは、ジークムント・フロイトの心理構造論や、アントニー・ケンピンスキーの「情報代謝(information metabolism)」理論の影響を受け、個人内の情報処理構造と人間関係における情報交換のパターンを精緻にモデル化しています。
同じ16タイプでも、情報の受容・変換・出力プロセスを定義することで、タイプ間の関係性を「予測可能な相互作用」として捉えることができます。

さらに、ソシオニクスはロシア・東欧圏でタラノフ博士をはじめとした研究者によって、MBTI以後も独自の発展を遂げており、モデルT、さらにはSHGSやレイニン二分法など、より複雑かつ体系的な性格構造の研究が進んできました。
これは単なる分類ではなく、「なぜその人物がそのように反応するのか」「誰とどのように調和するのか」という人間関係の本質に迫る理論です。

MBTIで自己理解の第一歩を踏み出した方にとって、ソシオニクスは「関係性の理解」「社会における役割の適応」「チーム内での情報交流の質の向上」など、次のステージへ進むための実用的なフレームワークとなります。


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新たな理論と洗練された関係システム


一般社団法人日本ソシオニクス協会は、「関係性のシステム」を世界に広め、より良い社会の実現を目指して設立されました。
その歩みの中で、私たちはソシオニクスの原点であるアウシュラ・アウグスティナヴィチューテによる古典的モデル「モデルA」をはじめ、「符号理論」「機能の次元性理論」などの発展理論、さらにV.タラノフ博士が提唱した「モデルT」など、数多くのソシオニクス理論を研究・整理してきました。

これらの知見を統合し、私たちは、より精緻に個人の資質と人間関係の構造を把握できる新たな精神機能モデル「モデルK」を開発しました。

モデルKの特徴
•モデルKでは、「質問型(Q)」「宣言型(D)」の概念を導入することで、タイプ分類は32タイプに拡張されます。
•各タイプは24の精神機能を持ち、それぞれ、8つの心理ブロックに配置されます。
•相性の数も32の関係性に増え、クアドラも8つの異なる役割のクアドラに分化しています。
•他者といる際の自身の機能強度とタイプ変化について、シミュレーションが可能です。
•3人以上、集団での自身の心理機能への影響を測定可能です。
•タイプにおける別タイプ(マスク)と、年齢による自我の発達について解説が可能です。

これらの複雑に組み合わさる要素が、個人の「情報代謝」のメカニズムを構成し、思考の癖や性格特性として現れます。

モデルKは、個人理解と対人関係の両面から性格を多角的に捉える、次世代型ソシオニクス理論です。
組織、教育、カウンセリング、そして社会全体において活用可能なフレームワークとして、私たちはこの理論を、社会に実装し、人間関係の質的向上へとつなげていくことを目指しています。


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個人間の関係性と「マスク」の構造


「モデルK」では、人と人との関係性をより精緻に捉えるために、神経生理学に基づく「モデルT」の視点を継承しています。
そこでは、機能同士の相性と強度が重要な要素となっており、他者の存在が自分のどの機能を活性化させるか、あるいは抑制するかが関係性の質を左右します。
つまり、特定の相手との関係によって、自分自身の状態が動的に変化するということです。

さらに、その変化した状態が「快適」と感じられるかどうかは、単に機能の強さや使用頻度によるのではなく、その人が重視している機能(価値機能)かどうかによって決まります。
この違いが、よく言われる「価値観が合う」「この人といると自然体でいられる」「一緒にいると疲れる」といった、対人関係における直感的な感覚に直結しています。

加えてモデルKでは、社会に適応する中で人が身につける「マスク(仮面人格)」にも注目しています。
これは、自我の発達と深く関係しており、年齢や経験とともにどのようにマスクが形成されていくのか、またどのタイプがどのような状況でどんなマスクを装いやすいのかを、モデルKの枠組みを通して読み解くことが可能です。



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ソシオニクスの活用と未来


~人・組織・社会に広がる応用可能性~

ソシオニクスの応用範囲は教育やキャリア支援にとどまらず、企業組織や社会集団における調和と戦略形成にも大きな可能性を秘めています。

特に、組織内での人材配置やプロジェクトチームの構築においては、「クアドラ理論」や「社会的進歩のリング」といったソシオニクス特有のモデルが力を発揮します。

クアドラ理論では、タイプが持つ共通の価値観や情報処理スタイルに基づき、人々を4つのグループに分類します。この理論を応用することで、価値観の衝突を避け、自然な協力関係が築けるチーム設計が可能となります。

また、「社会的進歩のリング」は、タイプ同士の発展・影響の連鎖構造を明らかにし、誰が誰を刺激し、どのようにチームやプロジェクトが展開していくかを予測できます。これにより、誰を起点に配置すべきか、どのタイプがブレイクスルーを生みやすいかといった設計が理論的に裏付けられます。

ソシオニクスは、こうした性格構造の深い理解により、人間関係におけるミスコミュニケーションを減らし、強みを活かした配置と、協調性の高い組織作りを実現します。

さらに、個々のタイプやグループ特性をマーケティング戦略や予測分析に応用することで、環境変化に強い意思決定や、人を活かす経営が可能になります。

今後、物質的なデータだけでなく、こうした人間の認知・価値観の構造を含めた情報設計こそが、組織と社会の持続的成長に不可欠となっていくでしょう。


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